あなたが所有している不動産を売却して借金を返済する方法をお伝えします。
まず初めにあなたの不動産が現在どのくらいの価格で売却可能か不動案会社に査定を依頼します。
査定により売却価格がある程度把握できたら、住宅ローン返済予定表で現在の残高を確認します。
売却価格より住宅ローン残高が多い場合と少ない場合があります。
不動産売却見込額がローン残高より多くなると見込まれる場合には
債権者の同意承諾を得て任意売却をすすめ売却した代金で借金を返済します。
問題は売却見込額より住宅ローンが多く残債が残るオーバーローンの場合です。
何もしなければ競売にかけられ相場価格より安い金額で売却され自宅から退去しなければなりません。
任意売却をすれば競売より相場価格に近い金額で売却できるので残債務を圧縮することができます。
残債務については債権者と協議して生活に支障のない範囲で返済できるよう交渉します。
残債額が多く生活の目途が立たない場合は弁護士に依頼して法的手続きを進め借金を清算することになります。
任意売却により借金を返済する方法のポイントは不動産売却見込額とローン残高の差額がプラスかマイナスかによるところが大きいのでまずは不動産会社に自宅の不動産等を査定してもらいましょう。
ネットには一括査定サイトがありますので一度に複数の不動産会社に依頼することが可能です。
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住宅ローン返済が厳しいと感じたら
住宅ローン返済が困難になったら次のような流れで手続きが進められます。
住宅ローンが返済できない・滞納が始まります。金融機関は3ヶ月以上の滞納で期限の利益損失として事故債権として処理します。あなたは、このタイミングで任意売却をすすめるか判断します。
ローン残高の一括返済を求められます。現実的に残債務の一括返済は困難なので競売による強制的な不動産売却による債務の回収手続きが進められます。何もしなければ競売により強制退去となりデメリットが大きいので競売を回避するために任意売却を進めできる限りローン債務を減らすよう努力します。
それでは、続いて任意売却の流れについて説明していきます。