任意売却後のリースバック

自宅を売却してもさまざまな理由から自宅に住み続けたいと思う人は多いと思います。自宅の売却後も家を借りて住み続ける方法としてリースバックという方法があります。家を第三者に任意売却し、その後は賃料を支払いながら住み続けるシステムです。賃料は物件売却価格や不動産購入者の希望する利回りに応じて変動します。高く売却すればリースバック後の賃料は高くなり安く売却すればリースバック後の賃料は安くなる傾向になります。リースバックに対応できる買主として不動産投資家・不動産会社・ファイナンスリース会社などが候補になります。またリースバック後に家を買い戻す条件をつけることもあります。

①任意売却で不動産を売る(債権者の承諾を得て任意売却します。)
②不動産の賃貸契約をする

リースバック手続きの流れ

STEP
買主を探す

リースバックに応じてくれる買主を探します。
買主の候補として不動産会社・金融リース会社・不動産投資家が候補になります。

STEP
買主との売買交渉成立後、賃貸借契約を結びます

年間賃料は売却価格の7~15%程度になります。
近隣の相場状況を考慮し買主との協議により決定します。

STEP
賃料を支払い利用開始

売買決済後、賃貸契約に基づき賃借を開始します。

STEP
賃貸借契約満了

買戻しや賃貸契約更新を検討します。
買取資金の目途がつけば買戻しも可能です。
買戻し金額は売却価格の120%~150%程度になります。

STEP
賃貸終了

買戻しや賃貸契約を更新しない場合は賃貸契約終了となります。
契約内容に従い退去明け渡します。